社会

5G導入を前に ― 生命に危険を及ぼす通信機器

ある方が、2歳になった息子さんの言語能力がおかしいと言われました。言葉は理解できるようですが、アーとかウーとか発生はするものの、具体的な言葉にならないという事でした。

小児科医に連れていったのですが、特に異常が見あたらず、もう少し成長過程を見守りましょうということでしたが、同じ年齢のよその子供たちを見るにつけて不安が増してくるようでした。

ネット環境について訊いてみました。夫婦共にスマホ好きで、妊娠中もスマホをずっとなさっていたようで、現在も暇さえあればスマホに目がいくようでした。

家の電磁波環境について質問したところ、鉄塔やケータイアンテナは近くにないものの、近くに小規模の太陽光発電のパネルが並んでおり、家はオール電化だということでした。

内心、こりゃやばい、小さな子供にとって殺人的な環境だと思いましたが、顔に出すわけにはいかず、さてどうしたものかな、最近似た例が他にもあったばかりだし・・・

そして次の実験例をお伝えして、原因と考えられる最大の電磁波について理解を得ることに努めてみました。ネットで得た情報ですので、ご存知の方もいらっしゃるのではと思います。

デンマークのある女子学生のグループが次のような大変興味深い生物学的実験を行いました。

400粒のクレスの種を12のトレーに分け、wifiルーターのある部屋、ない部屋に、6個ずつ置き、実験中、日光、水同じ条件で育てました。

実験から12日後、

*ルーターのない部屋のトレーのグレスは、全部正常に成長していました。

*ルーターのある部屋のトレーは、全く成長せず、一部の趣旨は変異したり、乾燥しきっていたりしていた。

この結果、生徒たちは携帯電話の扱い方を大きく変えたそうです。ケータイを頭の近くにおいて寝る生徒全体に起こっている現象、学校で集中することが難しく寝付きが悪くなる理由が証明されたのです。

その実験についてお伝えすると、その方は、スマホに自分の人生ばかりでなく、人の人生を左右してしまったかもしれないことに驚いていたようでした。まずスマホを子供から遠避け、IHについて家族と相談するところから自分の生活を変えたいと言ってみえました。

日本では電磁波や無線の放射線の人体に及ぼす害が無視されたまま、浸透性がはるかに強い5Gに突入しようとしています。

私が学生だった頃は、皆アナログで電磁波環境もはるかに良かった時代でした。何かのきっかけで生命保険の約款を目にした時、「無線技師」は通常の保険から除外するとあったように記憶しています。

それまで電磁波という言葉すら知らなかった私は、無線は危険なんだと知った次第です。それでも今のWIFIや無線LANとか見れば、はるかにアナログで害が少ないように思います。

時代が変われば人体も変わるのでしょうか?お金になれば、便利であれば、何をしてもかまわない時代に突入しつつあるようです。