社会

お墓のお墓!? 

お盆の季節です。この時期には幽界が物質界に一番接近する時と言われ、各家庭ご先祖様をお迎えし、お盆の期間中、食事などでおもてなしをし、お盆の最後の日には見送り、ご先祖様のスピリットと共に過ごしたものでした。

しかし、デジタルテクノロジーが出現し、それが世の主流になるようになってわずか十数年、人々のメンタルも一気に変化したように感じます。

お墓のマンション、供養のお花などもプラスティック化し、ON LINE でお墓参り、そしてついに来た墓じまい。そういった墓じまいの墓を預かるのがお墓のお墓だそうです。光の存在は消滅していく日本人のスピリチュアリティについてしばしば言及しますが、そのことを思い知らされた気がしました。

最近ありとあらゆるものがデジタル化され、ついに霊的世界までデジタルが介入してきました。その一連の流れをとらえていくと、デジタル化とは人々を現実の世界から、地球に根ざしていないファンタジーの世界へいざなっていくものだということが分かってきます。アナログ時代との本質的な違いです。

アナログの時代は、人がもっと地に足がついた生き方をしていたと思います。人々は自分たちにもスピリットがあり、自分たちに命を繋いでくれた先祖のスピリットを敬う意識がありました。私の周りにも先祖を大切にし、昔ながらのしきたりに従いきちんと供養なさっている方々がいらっしゃいます。昔のしきたりが正しいとか時代遅れとかいう問題でなく、先祖を信じ感謝し、供養を続けている人たちは先祖に守られているなぁと思うことが、ヒーリングというエネルギーワークを通して感じさせられたことが幾度かあります。

最近、ニュースで家庭内の殺傷事件、家族のカルマ、トラウマ、問題などに起因するもの、霊的な問題に起因する無差別殺傷事件が日本でも大変増えています。先祖との霊的繋がりを失えば、先祖は子孫を守ることはできなくなり、子孫は周りのネガティブエネルギーや存在の影響から身を守ることができなくなります。

このように霊的世界との関係を無視して進んでいけば、霊的問題は更に増えてくると思います。霊的問題は人間関係、自殺、健康問題、経済、仕事関係など全てにわたります。

現在、宇宙のエネルギー、地球のエネルギー、太陽のエネルギー、地球の磁場、私たちの生命の土台となるものが大きく変わりつつあります。霊的世界も大きく変化しているようです。

そうならば先祖は霊的世界に住んでいるのだから、向こうで勝手に進化しているだろうから、こちらで何かしなくても大丈夫だろうと、漠然と思っている人も少なくないのではと思います。

でもそれは違うようです。あの世に生きているスピリットもこの世に肉体を持つスピリットとして生きている私たちも本質は同じです。例えば、周りのエネルギーが高まっているからと言って、この地上に住んでいる人々が皆、時代のエネルギーに応じて意識や体を変えながら進んでいるでしょうか。むしろ時代のエネルギーが変化しているなどと思ったことがない人の方が多いのではないかと思います。

向こうの世界も同じです。亡くなった時の思考形態のまま、住む世界が変わっただけなのです。だから、子孫からの供養がなくなれば、多くのスピリットが心の拠り所の一つとしていたものを失うかもしれません。スピリットになったからといって急に悟れるものでは決してありません。

また、先祖の中でも霊格の高い存在は、子孫の守護霊やガイドとなり、強い力で導くと言います。そういった存在も子孫がそっぽを向いていれば、何もしないでしょう。

最近、子供に迷惑をかけたくないからと言って先祖から続いていたお墓をお墓のマンションに移し、先祖代々から受け継いできたお墓を墓じまいをする方々が増えていると聞きます。子供に迷惑をかけるとはどういうことかなぁと思います。子供は、先祖の恩恵もなく、血液の繋がりもなく、偶然単体で出現したのでしょうか。

子孫は血液のDNAを通して先祖の良いものも、良くないものも受け継いでいく霊的法則があります。外見だけを受け継ぐのではありません。先祖と子孫の間には様々な霊的関係が存在します。

少なくとも先祖の血を受け継いだ子供には、先祖の意味、先祖に対する敬いの心、供養の心、供養の仕方を教えるのが親の霊的急務のように思います。先祖を大切にする子供には悪い人はないように思います。