日常

夢で教えられたパラレルワールド

パラレルワールドは光の存在も幾度も触れている通り、重要なテーマです。今日は娘の夢体験ですが、リアルで参考になる夢のように感じましたので、お伝えしたいと思います。

ある女性の夢を見ました。その女性にまつわる2つのパラレルワールド(オータナティブライフとでも言うのでしょうか)についてです。一つは良き伴侶に出会い、2人の子供にも恵まれ幸福な結婚生活を送っている彼女です。もう一つはある腐れ縁に苦しみ、自殺してしまった彼女です。そこの世界で苦しみ続けています。

次に現れるのは自殺する前の彼女です。霊能者からアドバイスを受けています。「あなたが腐れ縁だと感じている者は前世からの縁。今このいまわしい縁を乗り越え、完全に断ち切ることができれば、その縁は完璧に解消するでしょう。そして、良き伴侶に恵まれ幸福な家庭生活を送ることになるでしょう。しかし、苦しいからといって自殺すれば、また生まれ変わった時、同じような体験を繰り返すことになるでしょう。」とのことでした。

そして、選択したのは、苦しい今の状況に向き合い乗り越えることでした。その結果、苦しみの原因となる縁を断ち切ることができた彼女は、エネルギーが明るく軽やかになっているのをはっきりと感じることができました。夢はここまでです。

生まれ変わりの旅の中で、私たちは、過去世との関わりにおいてクリーニングしなくてはならないもの、向き合わざるを得ないものとしばしば直面します。

特に今はフォトンエネルギーの時代です。フォトンエネルギーは宇宙の高次元エネルギーです。人をクリーニングし高めていくという明確な意思をもって人の中に浸透し、細胞の過去の記憶を開いていきます。

人間関係、家族関係、仕事関係、自分の癖や欠点、病気、運・不運など、今の自分が内側に抱えているものは様々な形で現象化してきます。ネガティブであれ、ポジティブであれ、考えていることも現象化しやすいと実感しているこの頃です。

一方、自分に現象としてやってくる様々な事象、出来事は、自分を知るというチャンスを与えてくれます。自分の中のどんなエネルギーが、自分が知らないどんな自分が、これを引き起こしたのか、引き寄せたのか考えるチャンスです。

過去の自分であった数々の自分。そして今の自分。それを知ろうとするところに自分を知るという道が開けます。自分を知ることは自分をクリーニングし変える努力をするための大きな一歩です。

例えば、ある人とどうしてもうまくいかない、どんなに努力しても相手は自分を攻撃してくる、そのようなことがあれば、思い切って視点を変えてみることが必要だと思います。

自分とその人の間には何かがある、その人が自分に対して感じている何かが自分の中にある、たとえその人の意識の中に明確になくても、その人をそのような行動に走らせる何かが自分の中にあると、思うのです。

ひょっとして、ある過去世の中で自分がその人を苦しめたことがあるかもしれない、そのようなエネルギーをその時の自分がその人の中に作り出したのかもしれない、そう思うことで、自分の中に内省、反省、謙虚さが生まれてきます。

でも、自分は正しく行動しているのに何故なんだろうと、自分は正しくて理解してくれない相手がおかしいと、理屈で考えたり自分を正当化している限り解決法を見い出すのは難しいのではと思います。

また、その人間関係を解決するのではなく、回避する選択をするかもしれません。しかし、根っこにあるエネルギーをクリーニングすることなく、そのまま進んでいけば、そのエネルギーはクリーニングされるまで、時や場所、人こそ異なれど、同じようなシチュエーションが繰り返されるのように感じます。

今は過去のエネルギーが浮上しやすい時代です。自分の視点をちょっぴり多次元チックに広げる努力をすることで、自分の中に眠っている未解決のエネルギー、未浄化のエネルギーを探すことができる時代です。

自分が変われば周りも変わると言います。そのようにして自分のエネルギーを本質的に変える努力をすることで、相手の自分に対する潜在意識が変わる可能性が開けるのではと思います。

フォトンエネルギーの時代は、自分探しの時代でもあります。自分の中に住んでいる沢山の自分を知り、自分という一つの存在に統合し、多次元に存在している内なる神(ハイヤーセルフ)に到達することが求められている時代と言われます。

その意味で、日常自分に起こる様々な出来事を、自分を知り、成長していくチャンスに変えていきたいものと、夢の話は良い刺激を私に与えてくれました。