2019年4月

社会

現実感を奪うスマホの世界と鈍る危機意識

ごく最近のことです。ある外国人が語ってくれたことです。金曜日の午後、帰宅ラッシュの時、駅で電車を待っていた時のことです。 いつもの通り、ホームでは沢山の人が行き先によって違ったカラーのラインに従って長い行列を作っていました。大半の人がうつむいてスマホを見ています。 その時、ワァーッと言う女性の悲鳴が聞こえました。思わず悲鳴の聞こえた方に目をやると、オフィス勤めと思われる女性が片足を電車とホームの中につっ込み、抜けなくて悲鳴を上げながら等助けを求めていました。 少し離れた違ったラインに並んでいた彼は、てっきり目の前の人たちがすぐ助けると思っていたのですが、誰も手を差し伸べようとしていません。びっ…

日常

終活について

婚活、就活から始まって、ついに終活という言葉まで誕生しました。といってもその言葉ももう新しいものではありません。あまり関心がなかったのですが、聞くところによると、 1 子孫の間でトラブルがないように生前分与を含む、財産分けをきちんとしておく。 2 家族に面倒をかけないように、葬儀にかかる費用やお墓などを準備し、葬儀内容や後の供養の仕方などを決めておく。 3 断捨離をし、近辺整理をする etc. だそうです。 自分は終活に専念しているという人に会いました。50代の方です。びっくりしました。私からすれば、50代はこれから人生の醍醐味に向かう時、果物で言えば、これから熟して最もおいしくなろうとする時…

社会

警鐘が続くスマホの危険

スマホ依存の人を“スモンビー”というのだそうです。スマホとゾンビを組み合わせた造語です。日本ばかりでなく、世界各地で歩きスマホ、運転しながらのスマホなどが増えてきて、交通事故につながるケースが急増しているようです。スマホの世界に入り込んでいたら、いつの間にか道を渡っていてゾッとすると言います。そのように、命の危険を冒すスマホ、でも危険はそれだけではありません。 最近スペインではメディアを通して頻繁にスマホの常用やスマホ依存に対して警告を発しているようです。私たちの出させて頂いたアセンションシリーズの本の中でも、光の存在はネットに関して私たちとは全く異なった次元から、人が思いもしないような重篤な…