社会

コロナウィルスが教えてくれるもの

しばらくの間、ブログを休ませて頂きました。下呂へ移転してから1ヶ月ほど経ちますが、今まで住んでいた所とは寒さも違い、やっと自分の中が落ち着いてきた感じです。瞑想は毎日の日課ですが、山々が与えてくれる安心感、信頼の感覚は、本当に不思議なもので、瞑想中に感じるエネルギーも、今までとは随分違う感じがします。

ブログをお留守にしていた間に、日本も世界も、人々の意識はあっと言うコロナウィルスに飲み込まれた感じで、国内、世界経済や社会システム、社会生活の全てにわたり大きな影響を与えるまでになってしまいました。

コロナウィルスは、今の人類社会は予期せぬ出来事に対して、全く準備されていないことを私たち全員に教えてくれています。今、世界経済の頂点に立つハイテクやAIは、こんな時人類を救うために何をしてくれるのだろうと思います。

日本では、国レベルで感染者を特定するための検査対策が後手後手になってしまったため、不特定多数の人が感染している可能性があると言われています。そういう分からないという要素は、人々の間に恐れ、不安を生み出し、マスクのみならず、トイレットペーパー、ティッシュまでも市場から姿を消すという事態まで発展してしまいました。中にはトイレットペーパーをめぐり、道ばたで喧嘩する人々も出てくるなど、パニック的な事件まであったようです。

ご存知のように、不安や恐れは、ネガティブな存在が大喜びするエネルギーです。それは人の防衛本能を不必要にかきたて、理性を失わせ、互いの信頼心をなくし、心を弱くします。心が弱くなれば免疫にも影響するでしょうし、パニクったりしてネガティブな妄想にもかきたてられたりします。

これから何があってもおかしくない時代に突入していると、今までずっとお伝えしてきましたが、今回のコロナウィルスも、それが人為的に作られたものであれ、自然発生したものであれ、私たち人類に対するお試しのように感じます。

今までヒーリングという行為を通して、沢山のことを体験してきました。亡くなる方も多い病棟でせわしく働かれているにも関わらず、ネガティブエネルギーをほとんど受けてみえない方に出会ったことがあります。

初めてお会いした時、ハートのオープンな方だなぁとすぐ感じましたが、実際、ヒーリングセッション中、ハートからあふれでる大きなエネルギーを感じました。そのエネルギーが彼女のオーラ、体を守っているのです。
ハートは第4チャクラと繋がり、肉体的にはナチュラルキラー細胞を作り出す、胸腺と深い関係があります。ガン細胞でさえ、ナチュラルキラー細胞はやっつけてしまいます。ハートの力は人の最も神聖なシャーマトリナ(炎)、その向こうにあるハイヤーセルフ(高次の我)とも関係しています。

今まで聖人、聖者と呼ばれていた人々、たとえばキリストも、ライ病患者の患部にキスをして癒したと言われています。今でこそ、キリストは沢山の神々の意識の集合体、神意識の存在だったと分かっていますが、キリスト自身は自分がそのような存在であることを知らなかったのです。キリストは生まれつき無条件の愛があり、人を助けたかっただけです。

お天道様はいつも私たちを見ておられると、昔から言いますが、実際今、私たち人類は全員、光の存在からも闇の存在からもモニタリングされています。光の存在は、私たちのハートから放たれる光により私たちを識別すると言われています。闇の存在は彼らと同じような波動の人々を探しています。

私たちの肉体を支えているのは、目に見えない体、スピリチュアルな体です。これから前に向かって進んでいくためには、強いスピリット、メンタル、肉体が必要だと言われています。そのために、自らのスピリットとの繋がりを強化し、スピリチュアルな体の免疫を強くすることが大切です。ベースとなるスピリチュアルな免疫を強化すれば、肉体的な免疫も自動的に強くなります。

更に進み、本物のアセンションに向かうには、自分の体のエネルギー構造を変える必要があります。そのためには今のDNAではなく、宇宙のDNAを受け取る必要があると言われています。そのためにも自分のハート、ハートのチャクラの奥深くに眠るシャーマトリナと取り組み、自分のハイヤーセルフと繋がらなくてはなりません。

そうすれば、コロナウィルスばかりでなく、これからやってくるかもしれないいかなる状況に対しても、心配ことはなくなるでしょうし、集団パニックに繋がるネガティブな集合意識の影響を受けることもなくなるでしょう。

今までレイキなどのヒーリングエネルギーにご縁のあった方は、何のために学んだのか、何のために自分と取り組むのか、こういう時にこそ、勇気をふるって自己実践し、一つ一つのお試しを乗り越えていくためのエネルギーとしていきたいものです。

心がしっかりしていれば、人としての芯(軸)ができます。芯のある人は多少のことで動じません。動じなければ周りを冷静に見て、より適切な判断できます。強くなければ、本当に優しくなれないと言いますが、その通りだと、我が身を振り返りつつ、猛省する事しばしです。そしてそのための鍵は、心にあるのだと断言できます。

今喉元過ぎれば熱さを忘れると言いますが、とくに日本人はその傾向が強い民族だと思います。今となっては阪神大震災も東北大震災の教訓もどこに生かされているんだろうと思います。このような時に、南海トラフでも来たらどうなるでしょう?時は待ってくれません。

明日に備えるためにも、物資もそうですが、心の準備をしていきたいものです。備えあれば憂いなしと言いますが、人には心や感情があります。心と物資の両方での備えを行っていきたいものです。