真実を見る

花粉症

毎年2月3月となると花粉症のことが騒がれます。花粉症というと、杉花粉が有名ですが、花粉症の症状の原因は本当に花粉そのものにあるのでしょうか。

私が子供の頃は花粉症という名前すらありませんでした。杉花粉は太鼓の昔から存在していました。

データを見ると、花粉症は戦後、特に東京オリンピック後の高度経済成長と共に急に多くなってきたようです。大気汚染、衣食住を中心に使用された石油を中心とした化学物質の汎用、多様化、どれも人の血液を汚し、自然環境を汚します。

当時住んでいた名古屋市の隣の四日市は喘息で有名でした。石油コンビナートに立ち並ぶ煙突からもくもくと出る白い煙は今でも目に焼き付いています。そのように高度経済成長期には、今以上に環境問題はないがしろにされていたものでした。

本当の花粉症対策とは

花粉症をなくするには、花粉症の季節の3ヶ月前から肉食などをやめると良いと、どこかで読んだことを記憶しています。血液をきれいにするためです。

レイキを自己の健康のために日常的に実践してみえる方やレイキを定期的に受けに来られる方から、「そう言えば今年は花粉症が楽だった」、「花粉症のこと、すっかり忘れていた」、と聞くことがしばしばあります。レイキのエネルギーで血液がそれだけきれいになったからだと思います。

結論として花粉症も血液の汚れから来ているのだということです。花粉症もアレルギーの一種です。本当の犯人は花粉にあるのではなく、花粉にくっついてくる様々な大気中の汚染物質、これが花粉と共に体内に吸収され、血中の毒素である化学物質と反応し合う結果のように感じます。

お隣の大陸から来るPM2・5も一時は騒がれたものの、頻繁になると報道すらされなくなり、人々はマスクなどで予防することもなく、その汚染に身をさらし続けていきます。話題にされないイコール影響ないではありません。

一方、日本は食における化学物質の使用大国NO.1と言っても良いでしょう。

そのように体は、ありとあらゆる形で化学物質、人工的に作られたもの、組み替えられたものの攻撃に合っているのです。そのため、ちょっとしたことで、化学反応しやすい体内環境を作り出しているように感じます。

私は理系ではありませんので上手に説明することはできませんが、例えばAとBの物質を組み合わせても反応が薄いのですが、そこにCを少し加えることでバッと大きく反応したり、組み合わせのバランスが異なることで、全く違った物質や性質になったりすることがあります。

人体は世界一の化学工場だと言われますが、まさにその通りだと思います。化学工場の処理能力にも、個体の性質により、限界があります。体内に取り入れた化学物質を処理できなければ、それは毒素として残留することになります。

花粉症も人類に対する警告?

従って花粉症は、症状そのものに問題があるのではなく、その問題を起こしている私たちの文明のあり方に着目していかなければ、決して解決しないと思います。

自然を汚せば人体を汚す、人体を汚せば自然を汚す。自然に優しいものは人体にも優しい、人体に優しいものは自然にも優しいのです。私たちは、衣食住、どれをとっても自然からその素材を頂いているのです。

花粉症もこの人間と自然との繋がりを無視した人類に対する、自然からの警告のように思います。でも、いつまで警告だけで済むのでしょうか。