真実を見る

真実をねじ曲げようとする闇の力

現在、人類の意識をコントロールしようとする闇の力が大きく働いていることは繰り返し述べてきました。

特にマスメディアは、人類の意識を操作するのに一番力を持っている媒体なので、良くも悪くも様々な力が働きます。

先日トランプ大統領はFBI長官を解任しました。名目の理由と本当の理由があるようです。日本でも、国民の目の前で、嘘や虚偽が堂々と背広を着て歩いています。真実も上手に嘘の衣を着せられ、次々と闇へと葬られていきます。

  「風評被害」もその一つ

原発事故以降、「風評被害」という言葉が流行しました。原子炉が何基も爆発した、放射線物質が拡散した、放射能の危険性があるから食べたくない、というより食べれない、だから買わない、これは普通だと思います。

しかし、問題は放射能による健康問題をうやむやにして、感情論と刷り変える力が働いたことです。そのために放射能基準値も100倍上がりました。食べて応援運動もあります。放射能測定もいい加減になっていき、6年前立ち入り禁止区域だった場所に家が並ぶようになりました。

どうしてそのようなことをしたのでしょうか。人々の意識から放射能を消し去り、何事も起こらなかったかのようにしたいからです。できるだけお金がかからないようにするためです。原発の安全神話を復活させるためです。

風評はうわさです。でも原発事故も放射能も噂ではありません。風評か風評でないか、現実には測定するしか確認のしようがありません。問題はその測定が正しい安全基準の下、正しい方法でなされていないことです。

それは人々の間に不信感を呼びます。放射能の混ざっているもの、混ざっていないものもあるでしょう。風評であるのかないのか、外から見ただけでは分かりません。

そうしているうちに風評という言葉さえ人々の意識から消えていき、今はテラベクレルと言われた途方もない放射性物質はどこへいってしまったのでしょう?人々の意識と共に、現実からも消え去ってしまったのでしょうか。でもあるものはあります。

現実には、今も福島第一原発から毎時、何千万ベクレルの放射性物質が排出され、川魚、椎茸、イノシシの肉などから何千、何百ベクレル/Kgという数値が測定されているようです。

これは一つの事例です。

 真実を求める意識は光に、真実を拒む意識は闇に繋がります

今は光と闇の駆け引きの時代です。光は真実を伝えようとしますが、闇は真実が伝わらないように、真実をねじ曲げるように働きます。

私が心から敬服する「宇宙のマスター」とも言える方は、決してマスメディアに立とうとしません。テレビやラジオからも引き合いがあっても引き受けることはしません。

テレビが自分たちの都合の良いように、話す内容の主旨を変えてしまうからだと言います。マスメディアの目的は利益追求であり、真実を追求することではありません。

スピリチュアルな世界でも、新聞、雑誌、テレビなどを通して沢山の「先生」が誕生しました。無名な一個人から「有名な先生」になります。

「響きわたるシベリア杉」という本の中でも、同じように指摘されています。本の中では、マスメディアなど周りを取り囲む人々が、主人公であるアナスタシアが語る真実をねじ曲げることについて、「それは、自分たちの利益になるよう都合良く解釈する欲である」と言っています。

そのように、人間のエゴが真実をゆがめていきます。闇は人の利益追求の意識を後押しします。光は真実を追求しようとする人の意識でしか働きません。

世の中の動き、マスメディア、人の言うことに流されることなく、自分にとって真実は何なのか、いつも自分で考える癖を作りたいと思います。    ―  闇にコントロールされることがないようにするためにも。