今まで日本は方向性を変えるためのチャンスが幾度もありました。特に３．１１以降、より安全で平和な未来を選択するチャンスが幾度もありましたが、現実は３．１１以前と変わらないまま進んでいます。むしろ、３．１１はなかったかのようにする力が働いているのを感じます。
しかし、人類の選択はどうあれ、現在宇宙から、人類の意識の目覚め、高まりを促すために沢山のコスミックエネルギーが地球に降り注いでいます。平和を促すマハトマエネルギーや女神のエネルギーも、人類の意識の変容に向けて働いています。
悟ってアセンションシリーズの本の中で、しばらく前から女神のエネルギーがたくさん降り注ぎ、地上でも女神の力が働いていることをお伝えしたことがあります。その中で、世界中でマリア像やキリスト像が血の涙を流したり、吹き出したりする現象は何を意味するのかなどについて触れました。
神々の世界では、男性が優れている、女性が優れているというのはありません。どちらもバランスの中で動いています。
今、地上で長い間支配的であった男性性のエネルギーのバランスを取ることが急務だと言われています。女神のエネルギーは無条件の愛、調和、平和のエネルギーです。地球にアセンションが存在するためには、この女神のエネルギーは不可欠なものです。
男女問わず、誰もが男性性のエネルギーと女性性のエネルギーのバランスが取れていることが大切です。これ以上、人類が、男性性のエネルギーを中心に進んでいけば、富と権力を求めて地球を破壊に導いていくでしょう。
一方、いくら宇宙が女神のエネルギーを送っても、そのエネルギーを受け入れる器がなくては、個人も人類も変化しません。その意味で人の意識というのは大変大きな意味を持ちます。意識がアンテナだからです。
日本は、大変大きな危険性をはらんだ選択をして進みつつあります。
世界中で地震や火山活動、異常気象が進む中、日本はひたすら省みることなく、原発再稼働に向けて動いています。４０年の使命を終えた原発まで再稼働させています。
先日、スペイン政府は、日本が再稼働させた４０年過ぎた同じタイプの原発を廃炉にするように企業に命じました。地震国日本は反対の行動を取っています。そのため、これは日本ではニュースにならなかったようです。このようなことで、日本に心配のない安全な未来があるでしょうか。
国民は真剣に自分の家や財産を守りたいと望むならば、まず第一に何故安全を求めないのでしょう？原発事故がどこかであれば、日本は全てを失ってしまいます。本当に不思議です。
さて、原発再稼働を推進している我が国の指導者は、憲法第９条に文民統制のことを明記することを公約の一部にすると言っているようです。
文民統制（シビリアンコントロール）という言葉に、私は目が点になりました。私は戦後生まれですが、文民統制の意味ぐらいわかります。国が個人を、民間をコントロールする権力を持つことです。文民統制の下、戦争を望まない国民も全てが太平洋戦争へと巻き込まれることになったのです。
私はあまり政治のことは書きたくありません。政治の世界を支配するネガティブなエネルギーに関わりたくないと思ってしまいます。でも次の選挙は、日本の未来にとって今までにない重要な意味を持つように感じています。
日本にも女神のエネルギーが降り注がれています。女神のエネルギーを無意識の世界で共振し、立ち上がっている人たちもいます。
政治の世界は大変複雑のようです。自分の信念を貫くために、様々な駆け引き、下準備、裏工作も必要となるでしょう。クリーン一筋ではあっという間に倒されてしまうからです。
そういった状況の中にありながら、どの党、誰が、自分たちの利益のために動くのではなく、心から国民のことを考え、日本のことを憂え、考えているのか、誰が、男性性のエネルギーに偏ることなく、女性性の愛、調和、平和、深い洞察力といったポジティブなエネルギーを融合したものを持っているのか、見抜くことが私たちのすべきことだと思います。
どうか、どうせ日本は変わらないと何もしないのではなく、自分の一票が日本を変えるという思いを奮い立たせて行動して下さい。