日常

この半年間に何が起こったのでしょう?

京都から犬山に戻って早くも一ヶ月以上が経ちました。木曽川沿いの風景は相変わらず素晴らしく、「夕暮れ富士」と呼ばれる伊木山を背景とした夕方は絶景です。思わず引き込まれるように見入ってしまいます。今は桜が満開で、本当に贅沢な光景です。

さて、先日スマートメータについて書かせて頂きました。私は耳鳴りというものを体験するほうでは全くなかったのですが、ここ1、2年耳を澄ますと、キーンという金属的な音がするのが分かるようになりました。空間のノイズというものでしょうか。音響を扱う方はこのノイズに詳しい方が多いようですが。耳がノイズを拾えば耳鳴りになります。

7ヶ月前京都に転居して一番悩まされたのが、ノイズでした。気になる壁や窓にアルミシートを貼ったことにより、ある程度音が緩和し、あまり気にならない程度になりました。

今回半年ぶりに同じところに戻ってきて気づいたことは、半年間にノイズが強化されたことです。意識すると気になるので、意識しないようにしていますが、散歩していても意識を向けるとノイズが聞こえてきます。キーン、ギーンというきつい金属音です。

最近、電車の電磁波もきつくなっています。電磁波で頭が痛くなるので電車に乗れない、車に頼るしかないとおっしゃる方もいます。

そして気になる鳥たちのこと。暖かくなって鳥たちが戻ってきたものの、以前と様子が違います。春夏秋冬チュンチュンと鳴いていた、電線にもよく見かける雀が極端に減っています。

カラスも減っています。ゴミ置き場にくるカラスもほとんど見かけません。犬山は山が多いので、去年まで山を旋回するカラスの大群をよく見かけたものです。本当にカラスが多いのです。でも今回、山の上を飛ぶカラスも相対的に少なくなっているように見えます。

キジバトの声もまだ一度も聞こえてきません。ウグイスは環境の良いところでないと住めないと言います。犬山に住み始めてウグイスの鳴き声が楽しみでした。自宅にいても聞こえてくるくらいですが、今年はまだです。

一般的に鳥類は電磁波に対して感じやすいと言われています。ある方がケータイの大きな中継アンテナが立った山で、カラスとか鳥類の死骸が何体も見つかったという記事を読んだと教えてくれました。本当に悲しくなります。

周りの山々を見ると、4、5キロ離れた山の一つに気になるものが目に飛び込んできました。以前ケータイアンテナ塔が一基だったものが、いつのまにか3基に増えていました。

しかし、パートナーはそれだけではないと言っています。私たちは電気技師ではないので詳しい仕組みは分かりませんが、電気の供給している大元の出力が強力になってきているように感じます。

電磁波は目に見えないので、誰も何も言いません。気づいていても言うことができません。それを認めないような社会を作り出しているからです。

でも、私たちの住んでいる環境が壊れ始めているのは確かです。どんな理由であれ、同じ地球の住民である鳥が住めないような環境が、人にとって良いものであるはずがありません。シックハウスという言葉が誕生して久しくなります。いまやシック環境へと広がりつつあるようです。

皆さんの住んでみえるところは、今日もいつものように、雀やカラスたちが来てくれるでしょうか?