宇宙、地球、自然について

地球の変化についていけない人類

12月10日、近くの公園で桜が満開で、コスモスとケイトがきれいに咲いていました。今自分、何気なく見ているけど、すごい光景だなぁと思い直しました。今を生きる私たちは地球の変化の生き証人です。

今年はさけとさんまが大変な不漁でした。海水の酸素がここ半世紀で2%減り、世界中で魚の大量死が報告され、一方少量の酸素を好むくらげなどがあちこちで繁殖しているそうです。日本でも巨大くらげの繁殖が騒がれた年もありました。

スペインの首都、マドリッドで国連の気候変動枠組み条約、25回締約国会議、COP25が開催され、温室効果ガスCO2の排出規制に関して議論されました。

日本からは小泉環境大臣が出席しましたが、CO2排出国世界5番目の日本は、何の具体策を示すことができませんでした。そのため、日本は、世界の環境団体の「気候行動ネットワーク」により、「化石賞」が贈られました。

海外の新聞やテレビで、上半身裸の首相が化石賞を首からぶらさげている風刺画が紹介されました。煙がもくもく立つ原発を頭上に抱いている首相の風刺ポスターも、パリの街を飾っていたようです。

世界から見れば、今の日本は裸の王様かもしれません。特に最近、日本諸外国からそのように見られているのだと知らされる日が続いています。アメリカだけを見ている日本は、世界の流れから置き去りにされているのかもしれません。

結局COP25は、案の定、具体的合意には至らず、国連のグテレス総長の失望に終わりました。地球は来年、再来年・・・と人類が考えを変えるまで待っているでしょうか。主役は地球であり、人でないのです。人類は自分たちが支配者のように振る舞っていますが、私たちは地球によって生かされている存在なのです。

COP25がヨーロッパで開催される一方、アフリカのジンバブエ(旧ローデシア)では干ばつにより、灌木や草、木々が枯れ、巨象たちが飢餓で死んでいっているとのこと。アフリカにある、九州の2倍の面積を誇る、世界で3番目に大きなビクトリア湖の壮大な滝は、国際観光地として有名ですが、ここ何年かまともな雨が降らず、滝の流れがしょぼくなっている写真を目にしました。現在、アフリカ南部は大干ばつに見舞われ、4500万人の人々が飢餓の危険にさらされ、緊急に国際支援を必要としているそうです。

散歩をしていて木曽川の水が減り、底が浅く見えることによくあります。そういえば最近、まともな雨はいつ降ったっけ?と思い返すのですが、思い出せません。日本も他人事ではないように思えてなりません。

話は変わります。先日、久しぶりに蛍光灯を探しに電気屋さんへ行ったら、販売されている照明器具は全てLED。今までのアナログタイプの照明器具は全て姿を消していました。蛍光灯などのスペアも随分減り、値段も高くなっていました。

LEDは、当初健康障害に懸念が示されましたが、安全が保障されないまま、瞬く間に広がりました。実際、私ばかりでなく、周りにもLEDの照明は目が疲れる、目が痛い、気持ちが悪くなる、つらいなどと言う人が複数いらっしゃいます。

我が家の小さなツリーを飾ろうと百均で購入した豆電球をつけたら、やっぱりLEDでした。もう一つある古いのは普通の光。同じ光でも温かみ、優しさ、安らぎ感など、2つの豆電球を見ていて全然違うなぁと、改めて実感した次第です。今使用しているアナログタイプの照明器具、古くてもこれは宝物だと思っています。

先日の中日新聞のトップニュースに、「与党税制大綱決定、大企業に厚く、家計に薄く」とありました。その中で5G普及、補正予算1兆円計上云々とあったように記憶しています。

COP25で世界の反発を買った日本。気候変動の理由は、CO2だけではありません。街をおおう目に見えない大きな要因、テクノロジーが生み出す濃厚な電磁波エネルギーも、ここ数年、気温上昇に大きな拍車をかけていることは誰も語りません。知らないからかもしれません。

電磁波エネルギーは、都会、近郊都市、街を、透明な巨大ドームのように覆っています。そのドームの色をクリーンな白から赤で表すならば、日本の大都市、大都市を囲む一帯は、地球の中でも燃えるような赤いゾーンの一つとなることでしょう。

自然災害と言いますが、もとは人が生み出したものです。2019年、地球は調整に向けて大きく一歩踏み出しました。これから地球は自分の本来のエネルギーや地形を取り戻そうとするでしょう。

大地が汚れれば汚れるほど自然の浄化作用、つまり地震、津波、火事、洪水、豪雨、豪雪など、クリーニング現象は厳しくなります。COP25では、日本は最も気候変動による自然災害を最も大きく被っている国だと指摘を受けました。

先日、ニュージーランドで火山が爆発し数十人の死傷者を出しました。2011年2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで大地震が起こった翌月に、東北大震災が起こりました。地球は一つであり、国々は地底で全て繋がっており、エネルギーの連動性というものがあります。

ここ犬山でも時々地鳴りが鳴り、来た!と思ったりするのですが、地面は揺れていません。また、揺れてはいないのに体が揺れたりすることがあります。周りにも同じような感覚を持つ人もいますが、これは人のエネルギー体(微細身)が、地球内部の動きが発生する電磁波を感知するからでしょう。

地球の動きは、本当に「もう待ったなし」だと感じます。