進化した人類は、戦う代わりに交渉の術を知っています
宇宙でも進化した種族は、どんな相手でも、戦いを通して物事を進めません。全て「交渉」です。
「宇宙規約」というのがあります。高い次元で宇宙を管轄している宇宙連合で結ばれたものです。それを宇宙の法則と呼びます。
その中で、「.殺すことなかれ」というのがあります。
地球でも、野蛮な時代は全て戦いで勝ち負けを決めてきました。強い者が勝つ、過去の人類史はこの原理に基づいていたので、どの時代にも沢山の血が流れ、沢山の悲劇が繰り返されてきました。
今の人類はやっと、「交渉」して妥協案を見いだすところまでこぎつけたのです。
ヒーリングにより教えられた「交渉」の重要性
個人的に、この「交渉」という「重さ」について目覚めたのは、実はヒーリングの勉強においてです。
私たちは「オリシャーレイキ」というヒーリングも行っていますが、オリシャーとは、俗にいう、多次元的に存在する神々のことを言います。
例えば、ある方が不調を訴えて来られたとします。
何をしても良くならない。エネルギーの次元で見ると、過去世と関係した問題です。過去、ある呪術をかけられ、その契約がまだ残っているからです。
その契約を解除しなくては、彼に繋がっている契約相手から解放されることはありません。その時、働くのがオリシャーです。過去世に行き、呪術の内容を精査し、呪術を通して契約を結んだ存在のいる濃密な時空間まで入り、彼を解放するように交渉するのです。
交渉が成立して始めて彼は、不調となって物質化している原因のエネルギーから解放されます。そのように、交渉とは、「癒し、調和、平和」を得るための重要な手段です。
何のために外交があるのでしょう?
「外交官」という仕事があります。国と国との良好な関係を築く仲介役をする仕事で、交渉能力が求められます。外交が成功する、失敗するかで、戦争になるか平和になるかが決定する場合もあります。
そのため、いかなる相手とも友好的な関係を築くためには、論理的な頭脳や知性だけでなく、人としてのハートの力、スピリットや精神的高さといった人の力量が求められる仕事だと思います。
日本は、自国も北朝鮮、周辺諸国も平和であるように、お金と権力に基づく外交手腕でなく、和の文化を培った日本人の「和する精神」を外交にも発揮してほしいものです。
「テロ」は、大国から見れば都合の良い言葉です。テロという名の下に先制攻撃できるからです。テロという看板を立てれば、世界はそれを許すからです。でもテロを生み出したのは誰でしょうか。大国です。
この理不尽な連鎖、悪循環に終止符を打つためにも、悪が嫌う平和と調和を目指し、私たち一人一人が和を愛する心、寛容と他を理解する心で振動し続けていきたいものです。
日本が戦争する国となるのを許さないためにも。