日常

スマートメーター

私たちの体験です。犬山に戻ることができて、大きな木曽川、水をとうとうとたたえた立派な木曽川や木曽川を取り囲む山々を目の前にして、本当にハッピーな気分になりました。

何て自然は有り難いのだろうと改めて再認識させて頂きました。

しかし、一つ気になったことがありました。楽しみにしていた雀たちの声が聞こえないのです。まだ寒いからかなぁとか、住宅が増えて木々が少なくなったからかなぁと理由を探しましたが、よく分からないままです。

半年前までは、朝からあんなにチュンチュン鳴いていたのに・・・

それと同時に耳鳴り問題が発生しました。ジィーという明確なノイズです。朝方になるとかなり大きくなります。普通は耳鳴りがしても体内から電磁波が解放されていけば静かになるものでしたが、今回ばかりはずっと続いています。これが続けば精神障害になってもおかしくないレベルでした。

家の中を手のひらのセンサーを駆使して入念にチェックしました。以前電力のメーターは検針が必要な昔のものだったので、そのままだろうと思っていたのですが、不意に気になりメーターのある扉を開いたところ、新しいメーターが光っていました。思わず叫んだ一言「ゲッ!ゲッ!ゲッ!」

皆様もご存知のスマートメーターです。これだっ!!とすぐ分かりました。

パートナーがこれは電流と関係しているよ、特に自動給湯器のコントロールパネルのあたりがひどいと言いました。私はスマートメーターに対して信号を送ると聞いていたので、室内とスマートメーターがどう関係しているのかよく分かりませんでした。

早速電力会社に問い合わせ交渉の末なんとか普通のメーターに交換していただくことができました。交換した途端に頭がスーッと引いていく感じで、数時間後には耳鳴りもあまり分からなくなりました。でもタイムリミットは6年。メーターの寿命が切れるまでだそうです。

どうして電力供給のサービスと健康との引き替えなのだろうと社会の矛盾に向き合わざるを得ない出来事でした。

翌日の朝、一番ひどくなった耳鳴りタイムもほぼ普通に過ごせました。

イギリスやアメリカなどでもスマートメーターがいち早く導入され、健康被害を受けた沢山の人々が住民運動を起こしました。その結果、スマートメーターは義務ではなく任意のシステムとなった自治体や州が次々と出てくるなど、導入にあたり色々な問題や動きがあったことは聞いていました。

日本でも八王子で住民運動があったようです。でも日本の人はあまり苦情を言いません。また、スマートメーターの問題も目に見えない問題なので、電磁波被害のことを知らなければ、苦しくなっても苦情の言いようがありません。それをいいことに?企業も静かに、着々とスマートメーターへの切り替えを半ば強制的に行っているようです。

この私たちのいなかった半年間に、周りの大半の家がスマートメーターに切り替わっていたことに気づきました。これと鳥たちの鳴き声が聞こえない事と直結するのかどうかわかりません。でも今日も聞こえません。彼らの環境に何か変化があったのではないかと思います。

さっそく電磁波対策専門家のN氏にスマートメーターについて問い合わせをしたところ、色々教えてくださいました。

まず戸建てとマンションのシステムは違うとのこと。マンションでは電力に対して信号を送るのだそうです。特に電力の集中しているところに向けて送られるそうです。

それでパートナーがスマートメーターよりもブレーカーから流れる電流経路に目をやり、給湯器のパネルを指摘していた意味が分かりました。内心、さすが!と思いつつも、これでは殺人システムだとびっくりしました。

このようなシステムでは、スマートメーターがついているマンションの部屋全体がスマートメーターの信号による電磁波が充満することになります。これでは住んでいる住民に、耳鳴り、頭痛、吐き気、精神障害、循環器系、神経系、血液の問題、ガンなど、どんな婦長や病気の引き金になってもおかしくないと想像します。何も感じないから何もないということはないと思います。誰でも肉体を持っておりその肉体を貫通していきます。

ケータイ中継アンテナに劣らないほど強烈なものです。でもその原因を知らなければ、医療に頼り、薬に頼るしかありません。この社会の理不尽な社会システムにため息しか出ませんでした。

人の健康を考えた経済システム、社会システムから遠いところにある日本を感じます。原発もそうですが、電磁波問題はスマートメーターばかりでなく大変大きな健康障害になっています。

あらゆる面で、経済活動しか見ていない日本は、本当に人権が軽視される国になってしまったように感じます。それでも住民が結束して自分や家族、周りの人の健康や利益を守るために結束して何かすることができれば何かを変えることができるのではと、情報発信していきたいと思います。