宇宙、地球、自然について

お金になれば正義、開発=破壊?

ブラジルのアマゾン川流域の熱帯雨林は、世界でも有数の動植物の生息地です。アマゾン川といっても日本の裏側の国なので、ピンと来ない人も多いかもしれません。

でもその熱帯雨林地域は、地球の生き物や絶滅種を守るだけでなく、地球全体のエネルギーやガスのバランスを取り、気象条件だけでなく、地球の住民すべての存続条件を守る上で、大変重要な役割を果たしているのです。地球環境を守る最後の砦と言っても過言ではないでしょう。

アマゾンの熱帯雨林地域の20%は先住民の保護区だそうです。先住民族は命の糧である母なる自然を守り、森の中で伝統的な暮らしを貫いてきました。その破壊は金などの鉱物の発掘から始まり、彼らもアマゾン川の開発が進むにつれて、虐殺されたり、生活の場を追われるようになりました。

特にボルソナロ現大統領は、先住民保護区など必要ないと宣言し、アマゾン川流域の鉱業、農地開発を強力に押し進めており、ブルドーザーがものすごい勢いで木々を伐採しているそうです。毎分、サッカー場一つ以上、一日で2000のサッカー場に該当する自然が消えていると言うのですから、驚きです。

開発は「国民の権利」として森林保護法を緩和しました。現在、森林破壊は18%に至り、20%、30%と進むと、ブラジル一国の被害で終わらなくなるようです。地球の大気中の酸素の20%はアマゾンが供給しているのだそうです。

去るG20でブラジルはアメリカや日本に対しても森林開発の協力を求めると言っていたとの事ですが、どうなったかは知りません。このままでは、グローバル経済の下、地球は丸ごと、人類の金もうけの犠牲になり、丸裸になってしまいます。

開発は金儲けです。現在、<お金になれば何をしてもかまわない>、<金になることをする = 正義>、これが世界全体の「常識」になり、この常識を貫こうとする各国政府や大企業による開発事業は留まるところを知りません。日本でも、リニアをはじめ、一昔まではある程度考慮された環境アセスメントも名ばかりになりつつあるように思えてなりません。

現在日本の南の小さな島、竹富島も住民の反対を押し切って大企業が高級リゾート開発に着手しようとしています。住民は、昔ながらの慣習、風景、生き方を大切にしたいと思っています。私も小さな村や島にあこがれる一人ですが、それは自然そのものに溶けた人々の独自の生活があり、それが全体で完璧な調和の美を創造しているからです。

リゾート開発は必ず破壊をもたらします。自然にブルドーザーを入れ、樹木を伐採し、エネルギーを変え、人々の心や意識、生き方を変えていきます。ヨーロッパでは自然豊かな地域への観光客の入場規制など、観光規制をかけ、自然やエネルギーを守ろうとする動きがあります。

地球、特に未開発の自然界や海には、沢山の光のポータルや光のテンプルが私たちの住んでいる物質界にダブる形で存在しています。ブラジルのアマゾン川流域には地球最大の光のテンプルが存在しています。そこから私たち人類は知らなくても沢山の恩恵や保護を受けているのです。本当に大切なものは目には見えないものです。

日本の自然界にも様々な光のテンプルが存在しています。でも目に見えないからと言って、そういった自然界を尊重しなければどうなるのでしょう。光が働けなくなります。

最近、日本でも世界でもネガティブな事件が多い、閉息感、締め付けが強化されているように感じるのとも関係しているのです。

「お金になれば正義」、この考え方を日本人も見直す努力をすることなく、地球を破壊し続けていけば、どんな国になってしまうのでしょう?いつか自然の力に教えられる時が来ても、おかしくないように感じます。