ある夏の頃だったと思います。40才くらいの男性だったように記憶しています。腕の関節が痛くて動かないということで来られました。このまま良くならなければ腕の手術をしなくてはいけないが、その手術では腕が動かなくなる可能性があると言われ、何とかならないかと相談に来られました。
ヒーリングをさせて頂いたところ、様々な状況が見えてきました。
揮発した化学物質は呼吸を通して体に影響
まず、腕の関節や両肺に化学物質が沢山蓄積されていました。お伺いしたところ、しばらく前までプラスティックを作る工場に勤めていたとのことでした。マスクは装着していたのかと訊ねたところ、暑くてそれどころではなかったということでした。
プラスティックを製造するところは大変臭いがきついそうです。プラスティックは石油を元に作られる化学物質です。しかるべくマスクを装着しなければ、その製造過程で、揮発した化学物質を吸い込むことになります。
その方の場合は、長年にわたり呼吸を通して吸い込んだ化学物質が、両肺の血管を通して体中に回り、特に仕事で駆使して固くなっている腕の肘関節に蓄積されていました。その蓄積物が痛みの起因でした。化学物質は、お腹などにも溜まっていましたが、その時症状としてはありませんでしたが、そのままにしていれば、将来大丈夫だという保証はないなぁとも感じました。
その方は仕事で腕をよく使ったからだと思い込んでみえたようで、医者にもそう言われたとのことです。体の中で毒素と化して溜まっている化学物質は細胞の一部として存在し、レントゲンでは分からないので無理ありません。でも波動を見れば感じるのです。
その後、接骨院で半年以上、電気治療を中心とした治療を受けたのですが、痛みが悪化し、このままでは手術しかないと言われたとのことでした。
電気治療も電磁波を発生することを忘れないで!
電気治療を受けた方によく見られるのですが、その方も例外ではなく、電気治療の際、流した電気の電磁波が関節にたまり痛みに拍車をかけていました。
関節に化学物質がたまり神経を圧迫し痛みを起こしていたところに、電磁波がたまり、痛みを悪化させていたプロセスが見えました。
数回にわたり電磁波をクリーニングし、更にその下に溜まっていた化学物質をクリーニングした結果、腕の痛みは消滅し普通に動くようになり、手術の必要もなくなりました。
腰痛や膝の痛み、むち打ちの治療のためなどに使用した電気やウォーターベッド使用による電磁波エネルギーが、痛みを起こしている部分の神経を刺激、圧迫し、痛みを加速させているケースもありました。
これは個人差があり、人によっては電磁波の影響を受けることなく、電気治療のプラスの部分だけが働く場合もあるでしょう。しかし、そうでないケースも多々あることも事実です。
体質によって治療方法を選ぶことが必要だと感じます。