先日、パンを食べて脚が痒(かゆ)くなったお話をしました。脚が痒いと言えば、こんなこともあったなぁと思い出しました。
アレルギーで来られた方がいらっしゃいました。お風呂に入ると両脚や腕が痒くて仕方がないとおっしゃられました。
何か服用なさっているように感じ、お伺いしたところ、最近胃腸の調子を崩し、一般の薬は続けると体に悪いから、漢方を服用しているとのことでした。
たまたまその漢方薬を持ってみえたので見せてもらいました。その方が痒みを訴えられた部分と薬の波動は同一の感じでした。非常にジリジリチリチリ、かなりきつい波動を持っていました。
肝臓、腎臓、胃や腸、症状の出ている脚の関節などを中心にヒーリングを行い、副作用となっている毒素をクリーニングさせて頂きましたが、簡単にスーっと浄化できるようなものではありませんでした。かなりしつこい感じのエネルギーです。
漢方もとりあえず休止なさり、その後2度ほど来られましたが、痒みは全くなくなったとのことでした。
「良薬は口に苦し」と言われますが、必ずしもそうではないなぁと思いました。漢方も人により副作用、即ち体内で毒素となって残ることがあることが分かりました。
その後、同じような症状があった方に何人かお会いしましたが、見せて頂いた漢方薬の説明書を読んだら、副作用についても明記されていました。(ま、そういうことです。)
100人いれば、100人違った体です。考え方も、生き方も、食も、生まれ育った環境も、遺伝も、カルマ、トラウマ、オーラ、波動、皆違います。もっと言えば、魂の起源も違います。ですから本来、症状が同じであっても、一人一人の体質に応じた処方を考えることが必要だと思います。
多くの方が医者に症状を訴えても、パソコンばかり見ていて、自分の顔を見てくれないと言います。
コンピュータの時代ですが、コンピュータは個人の体質を見抜くことはできません。ここに医者としての本質的な資質、即ち、人としての直感、インスピレーション、感性、体験が発揮できるのではないかと思います。