春はボオーッとする、やる気が失せる、気分が悪くなる、なんか苦しい、体が重くなる、ということをしばしば耳にします。春が苦手、嫌いという人が意外に多いのには驚きです。また新入社員が鬱っぽくなって仕事をやめたり、憂鬱になったり気力がなくなり、引きこもりがちになる人があります。俗に言う5月病です。
私は春が大好きです。自分は春が好きだから春に生まれたんだと勝手に思っていましたが、生まれた季節と好きな季節は異なる人が少なくないようです。
どうして春になると体調を崩したり精神的に落ち込んだりするのでしょうか。
地球には電磁場があります。春はその自然界の電磁波エネルギーが大きく動き、全てのものに命を吹き込むという地球のシステムがあります。そのため、今まで眠っていた木々や灌木、草花全てが時を合わせたかのように、一斉に躍動し始めます。それが自然の法則であり、大地の営みです。
自然界のエネルギーの変化は、動植物だけではなく、地上に住む私たち人類にも影響します。
各人の感性、エネルギーの受容性、エネルギー条件(体質)により、元気になったり、元気がなくなったり、目まい、頭痛などの症状に繋がることもあります。
自然界のエネルギーの変化は、特に繊細なエネルギーを持つ人にとって、自律神経やホルモン分泌系に大きく影響し、バランスを崩しやすくなります。その結果、心理、エモーション、感情にも影響を与えます。
細かいことには触れませんが、人体は、頭頂の第7チャクラから宇宙エネルギーを、足裏から地球のエネルギーを受け取り、背骨を通してエネルギーを交換し、命を維持しています。
春になると不調になるのは、生命エネルギーの詰まりから?
春になると不調になりやすい方にヒーリングをさせて頂くと、ほとんどの方に一つの共通点が見られます。
自然界の電磁波エネルギーの変化のインパクトを受け、自律神経のバランスを崩しているという点です。そのため、人体の生命エネルギー(経絡[けいらく]の流れ)に詰まりを起こし、脊柱を通してピストン状に動く上下のエネルギーの交流に支障をきたしているという点です。
そのため、エネルギーが肩や背中で詰まり、エネルギーが下がらないために、頭にエネルギーが上がったまった状態になります。そうなれば、頭の圧迫、重さ、頭痛、不機嫌、肩や背中の痛み、脚や体の重さ、だるさなどの症状に繋がります。
そのような場合、エネルギーの詰まりを取り、正常にエネルギーが流れるように補助することで自律神経はバランスを回復し、症状は変化します。先日来られた方も、肩の痛み、目の圧迫、後頭部の重さが大分楽になられたようでした。
自然と人体、環境と人体は絶えずエネルギーの交流を行っています。このエネルギーの動き、働きをサイエンスすれば、単純ではないと思いますが、多くの原因不明の病気や症状の謎が解けるのではと思います。