今日は朝でなんと気温が16度。一気に4月の陽気です。(一昨日のことになりますが)
早速電車に乗って畑の見えるところまで行き、散歩することにしました。私は暖かい風が強く吹く、今日のような日が大好きです。昔から暖かい風が体を吹き抜けていく感覚は、妙に心がわくわくするのです。
好きな自然はとイメージしようとすると、いつも風が吹き抜ける大草原に立たずんでいる自分が出てきます。過去のどこかで私は遊牧民でもやっていた時があるのかなぁと思ったりします。
以前、雀がいなくなったとブログに書いたことがあります。あれから、ある時期数羽の雀をご近所で見かけたものの、普段の生活でほとんど目にしなくなりました。近隣に残っていたわずかな空き地や木々も伐採され、庭なしコンクリートの家やマンションに変わってしまったからでしょうか。
さて、スペインでも雀が急速に減少していると耳にしました。ここ10年でおよそ4000万羽ほど減ったそうです。
雀と言えば、日本でも昔話にもしばしば登場するほど私たちの生活環境の一部になっている動物です。私が小学校の頃は、朝雀が元気にさえずっていればお天気の証拠と言われていたので、遠足の朝など、布団の中から雀の鳴き声に耳を立てていたものです。
ですから、工場の排煙や排気ガスなどで環境汚染が社会問題になっていた頃、雀が姿を消したら終わりだと思っていたのですが、そういった環境汚染さえもたくましく生き抜いてきた雀たちが、最近、私たちの人類社会と共存できなくなりつつあるようなのです。
物理的に居場所がなくなってしまったからかもしれません。しかし、日毎に強化されていく街をおおっている、電磁波や電波のドームも彼らにとって受け入れがたいものになりつつあるのではと感じます。
雀はある意味では小動物の代表的な存在です。このままでは、科学者が警告しているように、雀ばかりでなく、私たちの日常から姿を消していく生き物は後を絶たないことでしょう。
さて、先日、世界100カ国以上の国で一斉に”Climate Strike”と呼ぶ環境デモがありました。インド、ヨーロッパ各地、中国など、ところによっては数万人規模に膨れ上がったようです。
スウェーデンの16歳の女子学生、グレタ・トゥンベリさんが「若者は地球を生きる権利を守るために立ち上がろう」とSNSで提唱したのがきっかけとなったようです。
「各国政府に環境に対する考え方を変えるように働きかけよう。どうして、政府は15000人の科学者が警告していることに耳を貸さないのか」と。
デモの中心は、小学生から大学生の世界中の若者たちです。
「環境を立て直し、気候変動を和らげたい」「地球を救わなければ私たちは生きていけなくなる」と無邪気な目をした小さな女の子が言いました。
「今の社会システムでは何も変わらない。システムを変えるために、生活の便利を犠牲にしてもできることをしたい」と、ランプ生活を実践していた若い人たちもいました。
環境問題と言うと、各国政府はCO2にだけ頭が言っており、まるで電気自動車さえ普及すればよいと思っているかのようです。しかし、電気自動車は電磁波放出車です。目には見えないけれど、体にも自然の生態系にも有害です。
日本は原発、太陽パネル、電気自動車、そして最近はやたら軍備に力を入れるようになり、アメリカに従いレーダーも強化しようとしています。
しかし、電波の中で人体にとって最悪なものはレーダーです。人の頭、血液、中枢神経により強く影響します。
日本でも動きがあったようですが、メディアでは取り上げられなかったようです。でも、こらからの時代を生きる若者たちが、もっと自発的に自分たちの命の糧となる環境に関心を持つように、教えていく、促していくのが私たち、環境を汚してきた大人たちの使命ではないでしょうか。
私たち大人の生き方、あり方を考え直したいものです。間に合わなくなる前に。