レイキ体験 :いろいろ

体の声を聞く

ヒーリングを学んだり受けている方からよく言われることがあります。今まで普通に食べていたコンビニ弁当を食べたり外食をするとまずく感じたり、下痢になったりすると。

それは体の機能が本来の感性や精度を回復してきたからです。体には本来自分の健康にとって良いもの、良くないものを識別し、体に入れないようにする機能が備わっています。でも体の中に毒素などが蓄積するようになると、体はそのネガティブなエネルギーとなじみ、反発することなく、それを受け入れ続けていくようになります。

毒素を排泄、排除する体の能力は、各人の生来の性質(体質)や力、日頃の運動、メンタルの力などによっても異なります。でも100%排泄できる人はまずないのではと思います。誰にでも限界というものがあり、その限界値を越えれば病気などに見舞われるようになったりします。そのためヒーリングを受けるようになると、浄化作用が起こり、体を解毒していくようになったりするのです。

それは良く話題にする電磁波にも同じようなことが言えます。耐久性に関しても個人差があります。感じる、感じないにも個人差がありますが、感じないからと言ってそれは影響を免れるということではありません。

ヒーリングを学んだり、よく受けられる方は自分の体のエネルギーが変化し始めるので、電磁波に対する理解も変化するようです。スマホをさわるとビリビリと痛いものが伝わってきて、スマホはあまりしなくなったなどとよく聞きます。

そのように人が、今まで体の本来の機能を妨げていた不純物を浄化し、自分の感性を回復すると、今まで分からなかったことが、自分の体を通して理解できるようになります。

感性を取り戻すと、少しずつ自分の体の声を聞くことが上手になっていきます。たとえば、最近手足がむくみやすく、体が重い。どうして何だろう?そうか、腎機能、肝機能が低下してきたからだ。そういえば、ここのところつき合いで外食が続き、油ものが続いていたっけ。アルコールも飲める方でないのにつきあっていたし。

そこで健康を理由につき合いを遠慮して、家庭で健全な食生活を心がけているうちに、次第にそういった症状が消えていった。前なら、すぐ薬を飲んだり、栄養ドリンクで体をごまかしていたかもしれません。

このように体に対して自分のアンテナの受信力を高めることは、これから、自分で自分の体を守るために大切なことです。

数年前、レイキの再アチューメントに来られた方が、こんな体験話をして下さいました。レイキを学んでからずっと自分のセルフヒーリングを続け、その間体調は絶好調だったとのことでした。しかし、転勤で引っ越しに忙しかったのを機に、食も乱れ、いつの間にレイキ実践も遠ざかるようになりました。レイキをしていた時、風邪くらい自分の免疫で治すぞと、高熱も布団の中でレイキのセルフヒーリングをして乗り越えていたそうです。

でも一端離れるとその気持ちがなくなり、ある日風邪で咳が止まらず、強力と書いてある市販の薬を飲んだそうですが、その薬を一度服用した夜、全身にアレルギーが出て、大変な思いをしたそうです。寝ている時、咳の原因は、血液の汚れ、呼吸器系の汚れが起因となっている場合が多いと、私がどこかでお伝えしたことをふと思いしていたそうです。

それを気に何も考えず、安易に化学物質に頼ろうとした自分を猛省し、体に謝り、後日、レイキの自信を取り戻すために再アチューメントに遠いところから来られたということでした。薬を飲む時、ほんの一瞬ですが何か嫌な感覚がかすめたのを後からふと思い出したそうです。

そのように、人には直感、インスピレーションの力もあります。自分の感性を取り戻すことにより、ガイドなどの声もダウンロードしやすくなります。

宣伝、広告、あふれるばかりの商品に埋もれるように私たちの日常があります。病気が増えています。日本では、国の固定された医療制度のためにリハビリ難民が増えているそうです。また、病気が増えるので、テレビや雑誌では、生命保険、医療保険も多様化し、宣伝、広告が勢いを増しています。

一方、日本では「予防」という発想があまりにも少ないように感じます。病気を防ぐために「予防」という生き方も選択できるはずです。そのために、自分の体に少しでも正しく生きていきたい、そのために体の声に耳を傾けなければと思うこのごろです。体の声は自分の願望とは違います。そこに体の声を聞く難しさがあります。