レイキは手当健康法です。両手を体に当ててエネルギーを伝えていきます。
一般的には「レイキは自動的に流れ自動的に調整される」と教えられています。その通りなのですが、その通りではないところがあります。
レイキはアチューメントを通して、背骨を貫く光のパイプが作られます。そのパイプに意識を通して繋がり、両手からエネルギーを放射します。
その繋がりの意識が大切です。両手を当てたまま眠ってしまっては、レイキは流れません。レイキをしている意識がないからです。
意識を通して、両手から出るレイキエネルギーと繋がり、自分や人、動物、環境などに対して、直接もしくは間接的に送り、ヒーリングを行います。
ではヒーリングエネルギーを伝えることにより、実際何が起こるのでしょうか。
Aさんにヒーリングを行っているとします。するとエネルギーが浸透するにつれて、Aさんに内在する不調和なエネルギーが、浮き上がるように色々出てくるようになります。
その時、自分が伝えているエネルギーが相手の体の中でどのように働くのか意識しなければ、相手の体の状態を把握することは難しいでしょう。
多次元世界と繋がるヒーリングエネルギー
ヒーリングエネルギーは、肉体ばかりでなく、メンタル、感情、心理的分野、スピリチュアル次元、顕在意識、潜在意識、無意識レベルへと浸透していきます。それを「人の多次元世界」と呼びます。
肉体が3次元なのに対して、そういった目に見えない部分は、それぞれ、異なる次元に属するからです。
ヒーリングエネルギーが、肉体から様々なレベルの体に浸透していくにつれて、相手の体の奥から、様々な感覚がやってきます。全てエネルギーという形で浮上してくるのです。
そのエネルギーとは、ジリジリしたもの、突き刺すように痛いもの、鋭い電流のようなもの、重たく濃密なもの、冷たいもの、固くて通らないもの、ゾクッとするもの、熱くてジンジンするもの、吸い取られるようなもの、その種類、強弱、実に様々です。
自分を通して伝わるヒーリングエネルギーが、体の奥の世界に向かってどこまで浸透し、どのように働くのか、それにより、相手の体から浮上してくるエネルギーが調和するのかしないのか、これもヒーリング力を磨く上での一つの目安となります。
そのためには意識をすることが必要になります。
ヒーリングにより培われる多次元意識
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