意識を研究し始めると、きっと沢山のおもしろいことを発見すると思います。この意識というものについて、前々から感じていたこと、思ったことが色々あります。それについて、少しずつ思い出しながら綴ってみようと思います。
物理的距離が人の意識に与える影響
普段意識について意識することはなかったのですが、意識について考えるようになったきっかけのエピソードです。
昔から様々な理由でスペインやポルトガルに行くことがありましたが、いつも気づくことがあります。
スペインやポルトガルに行くには、ヘルシンキかフランクフルトで乗り換えすることが多いのですが、そこまでそれぞれ10時間、13時間ほどかかります。
日本を発って長い間ロシア上空を飛ぶのですが、はじめのうちは日本を意識したり、日本での仕事をふと思ったり、とにかく意識がなんとなく日本なのです。ところが4、5時間飛んだある時点から全く日本のことを意識しなくなり、何というかヨーロッパの意識に変わるのです。
日本が自分の意識から急に遠くなり、ヨーロッパの意識に変わるのです。日本での日常がどうでもいいような感覚になるのです。
20代の時、スペインで仕事を見つけて永住すると意気込んで、アエロフロートでスペインに向かった時、分かれた家族のことが頭から離れなくて、飛行機の外を見つめながら涙、涙だったことを思い出します。
でも、旧ソ連上空のある地点を境に、悲しかった感情が急に消え去り、頭の中はこれから向かうスペインのことでいっぱいになってきたのです。新しい冒険にワクワクさえし始めたのです。
物理的距離が人の意識に与える力の大きさには改めて驚きます。
人の意識に影響する土地のエネルギー
さて、人の意識に関わるものの中に、土地のエネルギーというものがあります。土地のエネルギーとは何でしょうか。
土地の性質、土地の歴史、そこに住む民族、人々の歴史、生活、想い、そしてその土地を見守る神々、数え上げたらこれもきりがないと思います。
国を守る神々
一つのおもしろい発見をお話したいと思います。もちろん私の発見ではありません。パートナーが見たものです。
彼は眉間の奥の目を通して、普通の人が見えない世界を意識でキャッチします。でも意識しないと眉間の奥の目は閉じてしまうようです。
私が飛行機が大の苦手なのは前のブログで書いたと思いますが、本当にビビりなのです。
ある時、日本海で揺れまくる飛行機の中で、心臓がドクンドクン、手に冷や汗をかいている私に、「大丈夫だよ、守られているから全く心配ないよ」と言います。
飛行機に乗ってしばらくの間、日本の領海を出るまで、日本の神々が飛行機の四方から飛行機を守ってくれるのが見えるのです。刀を両手にした勇ましい日本の仏像のような存在たちです。
そして日本海を通過する手前で、「もう日本の領土でないから帰ちゃったよ」「えぇ~っ!!?」と再び心臓ドクンドクンの私。
「ここから先は守りはないの?」「よくわからないけれど、違う存在みたいだよ。」というような会話が続いたと思います。
そうこうしているうちに、スカンジナビア半島に入った時には、ここの守り神はバイキング似た美しい金髪青い目のコマンドのような存在、そしてスペインやポルトガルではマリア様だと思われる女神が見えたとのことです。
各エリア、その土地を守る霊的エネルギーが異なることを教えてもらったエピソードです。そういった霊的エネルギーとその土地に住む人々の意識の交流も、その国の文化や宗教として現実界に反映しているのだと思いました。