レイキ体験 :いろいろ

毒素と肺

今日は久しぶりに体のお話です。

風邪を引いて咳が出たり肺炎とかいうと、原因はウィルスとすぐ結びつけてしまいがちですね。確かにウィルスは肺に炎症をもたらしたり、免疫が下がっている時には命取りになりかねません。

でも肺にウィルスが感染、もしくは発生しやすい状態と、発生しづらい状態があるのをご存知でしょうか。ウィルスとて生物です。生物には生きていくために何らかの食べ物が必要です。その食べ物となるものが毒素です。

肺は血液を通して酸素と二酸化酸素を交換する器官です。そのため、体の地図帳で見て頂ければよく分かると思いますが、肺には毛細血管が張り巡らされ、ガス交換がしやすいような仕組みになっています。

さて、お店に並んでいる食品の大半は、化学物質が含まれています。保存料、着色料、光沢材、人工甘味料、農薬、殺菌剤、化学肥料、抗生物質、ホルモン剤などです。

そういったものを体内に入れれば、肝臓などを通して化学処理がなされ、排泄、発汗機能などを通して体外に排泄されますが、その一部は体内に蓄積されます。その毒物処理能力は、各人の生命エネルギーの強弱、免疫、内臓の強さや体質などにより異なるようです。ストレスや加齢、生活習慣、健康状態なども影響します。

処理できなかったものは血液を通して運ばれ、その人にとって働きの弱いところ、詰まりやすいところを中心として、体中に蓄積されていきます。毛細血管が沢山ある肺も毒素のたまりやすいところです。毒素がたまれば、その餌を目指してウィルスが発生、もしくは感染しやすくなります。

同様、薬の副作用についても同じことが言えるようです。以下、知り合いの方の実例です。

何年か前のことです。Aさんは自分の道を進んでいくどちらかと言うとマイウェイタイプの方なのですが、こと体のことになるとすぐ薬に頼る傾向がありました。

ある時から、胃腸の調子を崩し胃の薬を数ヶ月服用しているうちに、肝臓の数値に異常が見られるようになってきました。薬の副作用を解毒している肝臓にも毒素がたまり始めたようです。

胃腸科の医師から肝臓専門の医師に相談するように言われ、その結果、肝臓の薬が追加されました。それから数週間後、体にむくみを覚え利尿剤など更なる薬が追加され、最終的には十数種の薬に達したそうです。腎臓に薬毒がたまり始めたからでしょう。

ヒーリングは全く信じない方でしたので、若くないので肺炎まで発展しなければいいけどと思って見守ることにしましたが、案の定、ある時高熱を出し、入院することになりました。肺炎だそうです。体に対する薬のリアクションを絵で描いたような展開でした。なんとまぁ、素直な体だこと!とびっくりしました。

薬毒による血液の汚れは最終的に肺に来るようです。院内感染で人が亡くなったり、何か他の理由で入院されていたご高齢の方が肺炎で亡くなったということをしばしば見聞きしますが、少し気になるところです。

10日間あまりの入院後退院した彼は薬が更に増え、さすがに心配になられたようで、奥様に付き添われて私たちのところに来られました。とりあえず、ヒーリングとやらを3回受けて試してみるということでしたので、早速ヒーリングをさせて頂くことになりました。

体内で処理されていない薬毒は体中にブロックをかけていました。生命エネルギーの流れである経絡はもとより、胃、小腸、大腸、肝臓、腎臓、脾臓、両肺など各器官、頭のクリーニングが必要でした。3回目のセッションを終えた頃には、血色も良くなり、食欲も沸くようになり、足腰の力もつき始めてきました。

医者からもらった薬をどうしようかと相談されました。ご自身の体と相談してみたらいかがでしょうかと、その方に言いました。薬は原則、必要な時、必要な期間、本当に必要な量だけを使用する事が大切だと思います。薬局で販売している薬には副作用もきちんと明記されています。その副作用にあたる毒素の蓄積が体にとって問題だと思います、とも付け加えました。

その直後、あれほど薬信仰だった方が、ご自分から全ての薬をやめられたと聞きびっくりしました。それから数回受けられましたが、健康を取り戻した彼は、家の庭で無農薬野菜を作るようになったと奥様から後から聞きました。

人が自らの健康を目指してご自分で努力するのを見聞きするのは、本当に嬉しくなります。これから冬に向かいます。毒素フリーを目指して進みたいものです。インフルエンザにご縁を頂かないためにも。