アセンション

これも地球のアセンション始まりのプロセスです

地球はアセンションに向けて舵を取り始めています。宇宙から降り注ぐフォトンの素粒子エネルギーや地球の中心から送られてくる高周波の光線は、地球や自然の変化をもたらしているだけではありません。

私たち地球の住民もその影響を大きく受け始めています。その一つに、特に最近、人々、特に集合意識の心理的動き、エモーショナル、感情的動きが大きく津波のように押し寄せては引いていく、押し寄せては引いていく、その大きな動きを感じます。

ブラジルで極右のボルソナロが大統領に選出されました。過激発言で知られ、第二のトランプ、ブラジルのトランプとか言われています。

マンネリ化した腐敗しきった政界や社会制度に絶望している国民は、その過激な発現に共鳴し、やり場のない感情やエモーションのはけ口として、彼の出現に飛びついたのでしょう。特に国民のためになるような現実的な政策を準備しているわけではないようです。

アメリカでもトランプはエモーションや感情をつかみ、上手に手玉に取っているようです。エモーションや感情は人の最も弱いところです。彼とて皆が希望が抱けるような政策があるようには見えません。

さて、我が国では渋谷ハロウィンが社会問題になりました。仮装した沢山の若者が渋谷に集まり、お酒を飲み、お祭り騒ぎをしました。ライトバンがひっくり返されたり、店の所有物に危害が加えられたりと、その傍若無人ぶりは日本とは思えない光景でした。

それを目の当たりにした海外の留学生たちは、寂しい、良くない、やり過ぎ、ハロウィンは子供の祭りでこんなものではないなどと語っていました。

非日常的な出会いを求めて集まったのだと言います。何か足りない、何か寂しい、人と接したい、そのように集まってきたのかもしれません。また、日頃の憂さ晴らしをしたい、それもあるでしょう。

一昔前までは人の中にもっとモラルや規律があり、理性があったので、憂さ晴らしにも抑制が利いていました。

でも、彼らは自分たちのエモーション、感情の高まりを理性でコントロールできず、バランスを欠いた結果が、今回の批判を招くような事態を引き起こしたように見えます。

若い人には素晴らしいパワー、無尽蔵のパワーがあります。でもそのパワーが自分たちの未来に向けて社会をより良くするために生かされていないことが寂しく感じます。社会全体の責任のようにも思います。

東京、関東直下型地震が来ると言われて何年も経ちます。東京のお隣には東海原発があります。その周辺もよく揺すります。福島原発も全く危険な状況は変わっていません。食や水の汚染も気になります。

私たちの生きる基盤を少しでも安心できるものにするにはどうしたらいいか、若者たちが真剣に目を向ける土壌がこの国にはありません。誰もそのように若者を育てていません。

宇宙から降り注ぐエネルギーは人の内側の世界に触れます。人の無意識、潜在意識の部分、心理、眠っているエモーションや感情に働きかけ、より高いエネルギーへと変化させようとします。

でもそのプロセスに沿って高まりに向かって進んでいなければ、それは感情やエモーションの爆発という形で表現されたりするようになります。そうった波動は、水の波紋のように、個人、グループ、国レベルへと大きく波を打つように共振し、一気に広まりやすい時代です。

このように社会全体が、理性を横に置き、小さなことを引き金として感情やエモーションの渦の中に飲み込まれ怒濤のごとく動いていく、これも大きな一つの変化だと感じています。戦争はその延長線上にあります。

ここで人類が人として高まる、つまり進化することがなければ、過去と同じ過ち、戦争を繰り返し、今の文明を消滅させていく危険性すら臭わせている現在の動きがあります。

そのように、地球も人も、良くも悪くもエネルギーが大きく動めく時代に突入したように感じます。

人類の明日が良くなるかならないか、鍵はハートだと言います。人類愛、隣人愛、友愛、親子の愛、兄弟愛、こういった言葉も最近あまり聞かれなくなった気がします。でも、一人一人がハートを開けば、地球のエネルギーは変わり、人類の明日が変わるのは間違いありません。

自分の中にあるハートに手をあてて、その温もりを感じてみませんか。そしてその温もりの中で、周りを見つめれば世の中の見方も変わるのではと思ってしまいました。